三ツ松新'sブログ
イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ
« ドイツの子供用ホテル |メイン| マーケティング近視眼 »
スイスの画家によるショートテール(ロングテールはもう古い?)
アマゾンに代表されるロングテール効果はもうご存知のかたも多いと思うがネットビジネスではこんな現象も見られる。
そうそれは「ショートテール」。
スイスの若き画家サラは1000枚の絵を書いた。それも数字の絵・・・・・
「値段=1000$-書かれた番号」から始まる。
その後100枚売れるごとに値段は10%ずつ安くなっていく。
すでに半分ほど売れてるのでサラもぼちぼち儲かってまんなー。
それはさておき説得の心理学に希少性の法則というのがあるが早く買わないと損をする気持ちを見事についてますね。
もうひとつ面白いのはグラフにあるようにじわじわ売れたのではない。ある日著名なブログに紹介されて、それから他の人のいろんなブログに紹介されて突然売れ始めた。継続性に難ありなのでビジネスとしてはともかくヴァイラルマーケティングのキャンペーンとしてはなかなか秀逸ですね。
とはいいながらも今後やりようによっては継続性のあるおもしろいポジショニングは築けるようにも思う。
ぼくも毛筆で漢数字書いてみようかな?結構外国人受けするかも(笑)。
投稿者: 三ツ松新 | 日時: 2006年06月05日 10:51
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.innovetica.com/blog/mt-tb.cgi/55
コメント
わーっと広まるってのは異常に早くなってますよねー。
投稿者: こばP | 2006年06月07日 10:35
>こばPさん、
本当にそうやね。
以下のエントリーのグラフは家電の採用率がでてるけど浸透率はどんどん早くなってる。物流と情報伝達もまだまだ早くなると思うのでさらに「ショートテール化」する可能性もあるね。
http://www.innovetica.com/blog/2006/06/post_29.html
投稿者: 三ツ松新 | 2006年06月07日 10:50