三ツ松新'sブログ

イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ

2008年06月26日

ロスにもメイドカフェができたにゃー

出産アウトソーシングはちょっと重い話題なので今度は軽めで。

日本以外ではお初らしいがアメリカにもメイドカフェのRoyal/Tが登場。オタク的というよりアート的な要素が強く中で芸術も楽しめるそうな。最もotakuがすでに米製和語になりつつあり、アート的な意味合いもあるので紙ひとえなような気もするが。

それとおもろいと思ったのはウエブサイトの中でこのカフェがcosplay cafeと紹介されてること。和製英語がまた本国に戻ってる。言葉が混ざっていることを嘆く人もいると思うが、個人的には相互の価値観共有につながるのでいいことだと思う。

因みにご主人様おかえりなさいませは英語でどのようにいってるのだろうか(笑)?

cafe-1.jpg

ところで坂爪さん、ご心配ありがとうございます。ブログ更新できてませんが一応生きてます。それはさおておき今度のロス出張は百計会代表としてロケハンお願いします。(笑)。

投稿者: 三ツ松新 日時: 12:21 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年05月19日

出産もインドにアウトソーシング

しかしすごい時代がきたもんだ。いわゆる代理母出産だけど、ニューヨークタイムズの中でそれをインドへアウトソースするビジネスが紹介されている。当然ながら倫理面の問題を指摘する人もいて、法整備をすべきという議論もある。しかし双方とも満足だそうで簡単に結論が出る問題じゃない。赤ちゃんは相手の遺伝子なのでいわゆる人身売買にはならないし。

そういえば以前テレビで、第2子以降を自分の第1子の臓器提供のために産んだという題材のドラマがあった。たぶん映画でも似たようなものがあったと思う。

一見おぞましい発想だが細胞培養でそれを医療に使いだすとどこまでが生命でどこまでがそうじゃないかわからない。あるいはすでにホルモンを微生物に作らせたりするが、遺伝子は人間のものだ。有名なヒトインシュリンは大腸菌が大量生産してくれる。

著書「利己的な遺伝子」で有名なリチャードドーキンスによれば遺伝子存続自体が生命体の究極の目的で体はそれを運ぶ道具にすぎないという。今ではオックスフォードの先生になったが言い始めた30年前は大論争。しかしこれだと説明のつくことは確かに多い。

もし遺伝子そのものが生命の本体であればすでにやっちゃいけないことをやってしまっている。DNAの切り貼りは目に見えないから気にならないだけか?あるいは体への負担が少ないからか?

学生時代に遺伝学をやっていたときに最後は倫理の問題なんだろうなと漠然と思っていたが、こんなに早く未来がくるとは思ってもみなかった。

イノベーションが起きるとき、すでに起きてしまった未来はまわりに必ずあり兆しは非常に小さい。しかしあとから振り返るとおそろしく大きく、そして早く感じる。

参考記事;
http://www.nytimes.com/2008/03/10/world/asia/10surrogate.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 12:13 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月08日

石油の次は水か?

JALの機内誌に養老孟司さんがコラムを書いているけど、そん中で戦争はつまるところ石油か水の取り合いが根源だというようなことを言っていた。なるほど。

日本にいるとあまり実感がわいてけーへんけど、一部の地域では昔から深刻な問題だ。
これから状況は好転どころか、国連によれば水不足に悩む人が2050年には今の11億人から倍以上なるそうだ。水が将来石油と同じようにコモデティーとして取引されると予測する投資家もいる。

まあ投機対象になるかは別として水をとりまく環境がここ20,30年で大きく変わるのは間違いないでしょうな。生活に最低限必要な水は公共性の高いレベルで確保すべきとは思うけど、今では当たり前のことが将来贅沢になる可能性もありうる。今度はグリーンなビジネスからブルーなビジネスか。

参考URL;
http://www.psfk.com/2008/05/blue-is-the-new-green.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:39 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年05月02日

脳みそのフィットネスクラブ

サンフランシスコのベイエリアに世界初の脳みそのフィットネスクラブができた。任天堂の脳トレのようなソフトもアメリカにはあり、脳フィットネス関連市場は2007年度で推定225億円でここ2年で2倍になってるそうな。

以前テレビ番組で阿藤快さんが右手を使わないだけで記憶力がよくなったってのをやってたけど、単純に新しいことを始めたり、今のルーティーンをたちきるだけでも記憶力をあげる効果はある。

最もどのようなクイズやゲームがどこを刺激するのか、自分はどこの部分をあまり使ってないのか科学的にわかればかなり魅力的だと思う。

誰か日本でもやりませんか?

参考記事;
http://abclocal.go.com/kgo/story?section=news/technology&id=6019581#

投稿者: 三ツ松新 日時: 14:24 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月21日

そして日はまた昇る(ものづくり大国日本)

大前研一さんが「未体験の経済に向かう中国」というコラムを書いてるが相変わらずおもろい。
詳細に関しては読んでもらうのが一番いいだろうが、締めくくりのあたりの文章で非常に印象に残った所があった。

外資系企業にとって、世界の生産基地としてのパラダイスでなくなることだけは確実であろう。
 しかし、ベトナムやトルコなどは広東省と同じくらいの人口しかないので、中国に取って代わる経済規模はない。結局、中国に代わるものは中国しかないということで、世界はそれ程廉価ではない中国製の商品を買うことになる。デフレ要因としての「特売」中国が終わりを告げ、これからは普通の中国とつきあっていかなくてはならない。

理由としては中国の人件費があがり、元が1ドルあたり今の2,3倍ぐらいまで高くなった時にあっさりものづくりをやめるだろうとのこと。これはまったく同感。

知ってる人も多いと思うけど、中国人は合理的な考え方の人が多く、ものづくりが儲からんかったら商売鞍替えする人が大量にでてきても全然不思議じゃない。根っからものづくりが好きな日本の製造業の人とは根本的に考え方がちゃう。

もともと価格を理由に海外生産にシフトしても、時間の問題で人件費はあがってしまい、コストメリットがどんどんなくなる。それまでに現地での需要が産み出せなければ、また安い人件費のとこに工場を移したりして、あまり意味のないことになることも多い。

しかし中国の場合は地方からどんどん人が流れ込んできたため他の国と比較してこの上昇の進行が遅かった。そこで「生産基地パラダイス」としての地位を長い間保っているが、これも永久に続くわけではない。

長期的に見た場合日本のものづくりがまた元気になる日が来る。ただ今度は生産拠点が日本になるというわけではなくもっとグローバルに地産地消に近いような形が有利になるやろうな。誤解のないようにいうとこの「地」というのはかなり広範囲をさすけど。その時のためにこれからグローバルで戦える人材の育成が今まで以上に大事になってくる。

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:46 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月16日

ラグジュアリー映画館

ラグジュアリーマーケティングなる言葉がここ数年でてきて高価なサービスや商品が意外に売れる現象がある。そんな中でもホームシアターにお金をかける人もいて、僕自身も一度買おうかなあと検討したことがあった。

ところがこの手の物って凝りだすときりがなくて、選び出すといくらでもかけられてしまう。で実際かけてしまいたくなるぐらい楽しい。

だけどそこでふと我にかえって「この金額で近所の映画館に、自宅の目の前からタクシーで乗り付けたとしても、いったい何回いけるだろうか?」考えてしまった。お金持ちはこんなこと考えへんやろうけど、簡単に一生分の映画を見る回数を超えそうだったw

確かに気軽さやくつろげるという観点ではホームシアターに軍配があがるけどね。
だけどシアターをホームに持ってくるならホームをシアターに(ルーっぽい言い方やけど)持って行ったらあかんのやろうか?と何年か前に思ったことがある。ようは自宅感覚で映画館で見れる。

でやっぱりその手のアイデアってどこかで必ず誰かが考えていていたりする。アメリカに経験価値を高めた映画館を展開している会社がある。
1newmovie2.jpg

まあ私の理想を言えばもっと個室っぽい感じでごろ寝して見たいけどねw。

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:02 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年04月06日

のび太(ビル)がジャイアン(MS)になり・・・

そして、またのび太が・・・・

厳密にはビルゲイツじゃなくてSteve Ballmerやけどね。
今週日本でもヘッドライン飾ると思うけど、マイクロソフトのバルマーが4月5日、ヤフーに手紙を送った。

ようは(※著者による超偏見意訳なので要注意)

「ワ~レr~めちゃええ金でてめー買うたろいうとんのに・・・・・」
「株主にも損させてんのがわからんか~?、ゴラァー!」

「うん言わんかったらもっと悪い条件で今度は株主に聞いてみる(金つむ)かー、あーん?」
「怒るんちゃうかーーーー?、わしもそんなんほんまはしたないけどなあ」

「いやあ、でも人の親切踏みにじってほんまに残念やわ」
「お互い仲良くやっていけると思ったのになあ」
「まあでもわしも人の子や、あと3週間だけ待ったろ、ええ返事待ってるでー」
「ニヤリ」

マイクロソフト、ヤフーのどちらにも味方もしてないし一切個人的な思い入れ等はないのであしからず(笑)

下の写真、適当に集めてみました。
アメリカの3流新聞の3面記事みたいな流れやけどお楽しみあれ。

若き日のビル・ゲイツ
image.jpg

マイクロソフトのスティーブ・バルマー

steve_ballmer.png

Yahoo!CEO ジェリー・ヤン
Yahoo_02-07-2008_RL7A5HN.jpg

あとアダムス・ファミリーのフェスタ―おじさんがわかる人は以下のリンクの画像もどうぞ。
http://www.starkedsf.com/archives/steve-ballmer-the-new-uncle-fester/

因みにバルマーの手紙(英語)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/apr08/04-05LetterPR.mspx

追記;
日本語の翻訳ここにでてます。
http://japan.cnet.com/marketing/story/0,3800080523,20370891,00.htm

投稿者: 三ツ松新 日時: 12:34 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年04月04日

とうとうiTunes が全米1に

ある意味歴史が動いている瞬間ですね。
これまでCDはウオールマートが強かったがとうとうアップルのiTunesが抜いた。
因みに12デジタルDL=CD一枚と換算して、実店舗のCD販売枚数と比較している。
日本では携帯電話によるDL市場があるのでアメリカのように一人勝ちというわけにはいかないだろうけどね。

レコードからCDに移る時は消費者サイドからも多少の抵抗を見たような気がするし、なんとなくその気持ちもわかる。あの少しかすれた音のするなんともいえないノスタルジックなレコードの感覚というのは捨てがたい。最も今回は音質についてどうこうという議論はないので移行のスピードも、もうちとスムーズだろう。

ただ何の障壁もないかと言えばそうでもない。例えばおもしろいのが日本での話でジャケットがない、歌詞カードがないなど多少の不満はあるよう。最もこれらも別のルートで解決することは十分可能なんでさほど大きな障壁にもなりにくやろうね。

参考記事;
http://www.businessweek.com/ap/financialnews/D8VQMTR00.htm
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20370680,00.htm

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:17 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月19日

ポストモダンマーケティング

下の動画はロンドンの公共機関を一手に担うTransport for Londonの広告で、サイクリングしている人に気をつけようと呼びかける内容のもの。

視覚性認知の専門家であるイリノイ大学のDaniel J. Simons教授の作った認知テストを広告にしたものだけど、白チームが何回パスしたかわかるかな?下のネタばらしを読む前に見てください。

答えは13回ですぐでてくるけど、ムーンウオークしている熊には気づいたかな?もし気づかなかったもう一度見て横切っていくクマを探してみてください。

ポストモダンマーケティングのひとつにトリック性というのがあるのがこれはそれにあてはまるでしょうね。
最初に「This is an awareness test (これは認知テストです)」と煽るところがなんとも言えない。
なんかいい意味でだまされて集中してしまいます、まあ運転気をつけよっとw

投稿者: 三ツ松新 日時: 13:51 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月14日

IBMもグリーンエネルギー事業

スイスIBMがデータセンターのプロセッサーから出る熱を近隣家庭の暖房の使えないか検討している。企業で新事業案をつくるアクションラーニングなんかすると、重厚長大型企業ではこのような排熱利用関係は良くでてくるが、コンピューター企業とは意外だ。

しかしながらこの排熱利用って意外と難しい。多くの場合は密度が低いエネルギーだったりして使いにくい。例えば1000℃で1kgの物質と50℃で40kg(25℃で)の物質だと取り出せるエネルギーは似たようなもんだがそりゃ前者のほうが使える用途が広い。

IBMでは近隣家庭にという限定することでこの密度の低いエネルギーを利用しようというのはおもしろい。こう言う発想はスイスIBMだからなのか?

最もヨーロッパでこういう発想は実はさほどめずらしくない。木材の廃材を使って民家のセントラルヒーティングをしている例はスエーデンやドイツなどに見られる。またオランダでは発電所の排熱を使った海老の養殖をする事業も存在する。

日本でも事例はあるのだろうが、あまり聞かないように思う。国土が狭いことがむしろ強みなるようにも感じるが。今後このようなエネルギーベンチャーを育てる日本はいい土俵でしょうね。

参考記事;
http://www.tmcnet.com/usubmit/2008/03/07/3315305.htm

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月11日

トム・ピーターズの当たり前

もうかれこれ数百個の書きかけエントリーがたまっているが、これがその一番古いやつ。

トム・ピーターズがネイバーフッドの電気屋さんで店員にナイスにしてたら、グッドな扱いを受けたエクスぴりエンスから(by ルー)

20070722-400868-1-N.jpg

彼も(ルーじゃなくてトムやでw)当たり前すぎることと前置きはしてるが・・・
「私のサービスプロバイダーは私の顧客である。良いサービスを得るにはその人にも良いサービスをしなさい。」

最近職場でメンタルヘルスが問題になってるが、えらそうな客に悩まされる例をよく見聞きする。
昨日も某大手企業の取締役の方と話していたら、客先に常駐している社員のほうがメンタルヘルスに問題を起こすことが格段に多いそうだ。

よく感じることやけどいつからお金を払う人がもらう人よりえらくなってしまったのでしょう?
価値の交換という観点では立場は同等なはずなんだが。もし価値より高いお金をもらっているためにえらそうにされることに甘んじなければいけないなら、それはビジネスではなく物乞いになってしまう。

これに関連するが、マーケティングの顧客志向やCRMが間違って認識されている場面をよく見る。80:20の法則は有名やけど、そのほかに30%の不良顧客が利益の50%を持って行くと言う調査結果もある。

あなたの利益を奪っていく人々は顧客という定義にあてはまらない。ましてやあなたの健康や自尊心を奪うとなるとそれ以前の問題だ。理不尽な客は(厳密には客ではないが)さっさとサービスをやめたほうがいい。自社の利益はあがり、競合の利益が下がる。

私自身も仕事ではもちろんそうしている。何をするかより、誰とするかのほうがはるかに重要ちゃいまっか?それで短期的に売り上げが落ちることもあるだろうが、独立して7年になるが今のところ中長期でのリターンはそれを補うには十分だ。

因みにお金に出すほうになった時の自分なりの心がけ(あくまで心がけですよw)

「上客の扱い受けたいなら、上客のように振る舞うべし」

因みにニューヨークスラングでいえば
"Don't be a ○○○○○○ asshole"

できてるとは言いません、でもサウイフモノニワタシハナリタイw

原語;
My service provider is my customer. To get good service give good service to those who service you.

参考URL;
http://www.tompeters.com/entries.php?rss=1¬e=http://www.tompeters.com/blogs/main/008971.php

投稿者: 三ツ松新 日時: 08:50 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2008年03月10日

動物ロボットを剥製にするアート

みなさまお待ちかね、今月トリビアネタw。
動物愛護と言う視点はもとより、これから新たに出現するロボットという新しい種に社会がどうかかわっていくべきかを問うアート(らしい)。

作者の意図とは違うのはわかるがこのアイデアって過去の栄光グッズとかに応用するとおもろいかも。例えば子供のころホームラン打ったバットとか。大学受験合格したボールペンとか。無駄に豪華にするとおもろいと思うでw。実際アメリカに思い出の品を額縁にいれてくれるというサービスのフランチャイズがあるけど。

trophee_face.jpg

近づくと一応吠えるw

参考URL;
http://cyberdoll.free.fr/cyberdoll/index_e_trophees.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 08:23 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月07日

スクラップからプラダとナイキ

プラダが製造過程ででる端切れで昨年テディーベアの携帯ストラップを販売し始めたが、今度はナイキも。

ナイキらしい所はマーケティングに環境問題に関心があることで知られるプロバスケットボールプレーヤー(スティーブナッシュ)を起用しているところでしょうね。

単なるポーズと非難の声も聞こえるが、営利団体としてはまずは始めることが重要でしょ。京都議定書を半ば無視したブッシュの態度からすればずいぶん好転したもんちゃうかな。お客さんが「グリーンじゃないといやだ」と言い出すともっとすすむんやろうけどね。

PR_Nash_G_A_S_beauty_237x205_001.jpg

参考記事;
http://www.nikebiz.com/media/pr/2008/02/13_Nash.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 07:15 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月06日

ロングテールより背油がうまいかもよ

最近職業がよくわからない人ってよく見かける。それ自体は結構なことだと思う。時代が動く時には新し職種もまた創出される。

さてケビンケリーもその一人でもともとは遊牧写真家。それ自体ようわらんのに今はアメリカWired誌のシニアマーヴェリック(反体制派)って「なんじゃこりゃ!」(by yusaku).

まあ一応ジャーナリストというひとくくりなるんやろうけど彼のブログもなかなかおもろい。
1000true fans というタイトルでネット時代には1000人の真のファンを作ろうというものだ

ロングテールはアマゾンや楽天のような新興のアグリゲーターにはビジネスチャンスであり我々一般消費者も選択肢が増えてその恩恵を被る。だけど個人レベルのクリエイターでは実はロングテールでは文字通り食えいない。そしてショートヘッドで大成功しようと思えば、実は今までと世界はさほど変わらない。

だけどここで注目すべきがロングテールとショートヘッドののちょうど中間で下の図の緑と黄色の境界線あたり。
200px-Long_tail_svg.png

音楽家であれ、画家であれ、陶芸家であれ、写真家であれ、作家であれ、漫画家であれ、映画監督であれ、芸人であれ。まだまだリストは続くが、1000人熱狂的なファンがいれば飯は食える。この1000人の人はクリエイターのすべての作品を買ってしまうような人だ。

例えば、年間1万円使ってくれる熱烈なファンが1000人いれば売り上げは1千万円。資本があまりいらないクリエイターであれば十分だ。10万使う人が1000人いれば1億円で飯が食えるとかの次元ではなくなる。

実際アメリカあたりの個人音楽家でCDをネットで売っている人はいる。年間数万枚売るレベルの人もいて、そりゃメジャーとはケタが二つも違うが、本人はいたって幸せだろう。

あるいは私もセミナーの資料づくりでお世話になることがあるistockというデジタル写真や絵が買えるサイトがある。この絵は1枚10ドルで1年ちょっとですでに5000ダウンロードもある。因みにこのサイトで4ケタのダウンロード数は最近ではめずらしくない。

この流れでまた新しい産業領域がうまれそうないきおいもあるが話が長くなるのでまた別エントリーで。

ところでタイトルの背油ですがパクリです。一昨年にBCGの御立さんが日経ビジネスオンラインでこのヘッドとテール間のことを「背中」と書いてた。コラム上にこの背中にいい名前はないものかということでコメントに「ドラゴンズネック」と書いたと思う。ただ他のコメントで「せあぶらでいいじゃない」とあって「やられた!」と思いました。自分の中ではもちろん「背油」を採用(笑)。

投稿者: 三ツ松新 日時: 10:01 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年03月05日

ロボットが言葉を覚える日も近い

未来ではロボットと結婚する人が出てくると予想する専門家もいるらしいがこのあたりの動きはその兆候なんやろうね。まあほんまに結婚という形態をとるかはわからんけど、機械と人間以上の関係性になっても不思議ではない。よう考えたら幼馴染で昔から車にエクスタシーを感じやつおるなあ、おーいマーボー聞いてるか、おまえのこっちゃで(笑)。

すでにアイボのように相当精巧なロボットは日本にあるけどこちらの名前はicubでヨーロッパの物。
親しみを込めて言うけど「icub」というネーミングはいかにも技術者らしいが(笑)。

人工知能とロボット工学の大家が共同で言葉を覚えるロボットを研究中で来年にも完成の予定。
ちょうど親が子供に言語を教えるようにすると言葉を習得していくらしい。

見た目は何の愛想もへったくれもないうちの掃除ロボットも、一生懸命(別に一生懸命じゃないんだろうがそう見える)掃除しているのを見ているとなんだかだんだんとかわいくなる。
そのロボットが「ご主人さま。お掃除終わりました」と言い出したらさてどうなるやら(笑)。

icub.jpg

参考記事;
http://www.sciencedaily.com/releases/2008/02/080229141032.htm

投稿者: 三ツ松新 日時: 10:08 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年03月01日

ヤモリから発想する新しいマジックテープ

くっつき虫(オナモミ)からマジックテープが発想されたのは有名な話やけど、ヤモリがどうやってありとあらゆる表面をうまく登るか知ってる?もちろんぼくも知らん。

実は足のうらにものすごい細い毛のようなものが無数にあるらしい。そして足のうらに力を入れるとあまりの小ささゆえに触れてる表面に分子間力でくっつく。分子間力は弱いかなと思いきや体重の百倍まで支えらるようだ。もっとミニ吸盤に近いような構造かと思っていたのだが確かにそれだと表面を選ぶ。分子間力だとどこにでもあるので無敵。おまけにこの構造自浄作用があって表面が汚れない。

University of Akron ではこれを最近注目を集めつつあるカーボンナノチューブで再現した。例えばロボットの足の裏なんかにも応用がききそうだ。基本的にのりを使う構造ではないので汚れない。おまけに自浄作用があるから、土の上を歩いても2,3歩そうでないところを行くとすでに粘着力が50%ほどまでに回復するそうだ。

そういえば去年の話になるけどINAXさんがカタツムリの殻の構造をヒントに汚れにくい便器の開発をした話もあったことを思い出す。

自然界の仕組みを商品開発に活かした例は他にもたくさんあるけど、これは隠喩的合法という発想法にあたる。ようは完成度の高いなんらかの仕組みやシステムを自分の状況を当てはめてみる方法だ。

完成度の高いものを最初に探す作業があるので一般的な発想法のテクニックより時間はかかるが、比較的複雑なもののアイデア出しには向く。ビジネスモデルなんかの応用にも持ってこいだ。

最後に、一応イモリマニアのためにイモリの足裏の電子顕微鏡写真もはっときました。お楽しみあれ(笑)。

080228-gecko-setae-02.jpg

参考記事
http://www.livescience.com/technology/080229-bts-gecko-glue.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 15:43 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年02月25日

東証の上海出張所

たまには日本の話題。東証が中国企業の日本誘致のために上海に出張所をつくったニュースが先週あった。このようにいろいろな試みをすること自体はすばらしいと思う。どのように化けるかは神のみぞ知る話で今後おもろい。

そやけど単純に僕の専門のマーケティングの観点から見たら中国企業が日本に上場するベネフィットってなんかあるんやろうか?まあ出張所出すだけで中国企業がこぞって東証に上場するほど世の中甘くないのはもちろんわかってるやろうけど。

基本的に上場自体のメリットは大きく資金調達のしやすさと信用度の向上の2点だろう。前者については欧米と比較するとかなり分が悪い。取扱高は少ないし、会計基準も国際ルールと若干のずれがある。後者に関しては東証で上場すれば日本では確かにメリットはあるやろう。最も東証は日本だけで上場してくれるところを増やすことを目的にしているらしいのでそうなるともはやニッチ戦略。

逆にいえばそこまで東証は追い込まれているんでしょうな。
「ロンドンとニューヨークよ、もうお前らなんか敵やないで!」
(「もう今日はこのへんにしとったろ」by 池野メダカの感じで)

斎藤社長、いっそのこと平日は今まで通りで土日24時間営業にするとかどないですか?
投資家のメリットは多いように思うけどなあ。

「ぼけ、そんなことできるわけないやろ、それと俺らをコンビニといっしょにすんな。」って声がすでに聞こえるような気がするけど。ちゅうかコンビニでもedyとかで株買えたらええのに。それかお釣りを勝手にインデックスファンドにでも投資しておいてくれるとか。ただ配当はなぜかセブンイレブンの商品券(笑)。

すぐにロンドンあたりが追随して終わりやんと思う人も多いかもしれない。そやけど百貨店のハロッズが日曜に営業始めたのはそんな昔の話屋なかったと思う。今でも日曜は昼から(笑)。

新事業や商品を扱って20年近くなるけどいつも一番変わるのが遅いのは危機意識がない人間。そういう意味では東証の危機意識はめちゃくちゃ伝わってくるんで今後いろいろとおもろそう。

参考記事;
http://401k.jiji.com/401k/t-news/back_t-news/080222-3.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 13:01 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年02月21日

日経ビジネススクール

最近セミナーの告知をすっかりさぼってますが来週の2月27日に日経ビジネススクールで新事業&新商品コンセプト開発入門 のセミナーを開催します。場所は丸の内オアゾです。興味ある方は是非どうぞ。

投稿者: 三ツ松新 日時: 10:48 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年01月25日

大卒は女性のほうが多い(アメリカ)

U.S. Census Bureau が今月の10日に発表した内容によれば25から29歳の女性大卒者は33%、男性は26%。

そのほか給与は18歳以上の男女で大卒以上(修士、博士含む)と以下の資格で比較すると各々$82,320と$20,873で4倍以上の差が開いた。アメリカは学歴社会というより学位社会に近いと言うけど如実にでてますね。

因みに人種別25歳以上の大卒者でみるとアジア系52%、アングロサクソン系(白人)32%、黒人19%、ヒスパニック13%。

それはさておき大卒女性数の伸びが著しい。
子供のころから単純に女の子のほうが生まれつき頭がいいと思っていたが本当だったりして。

女性の社会進出を示す統計はいろんな所で見られますがはますます増えてくるでしょうね。おまけに家事の自動化がどんどん進むとますます拍車がかかる。我が家でも自動洗濯機、自動食洗機、掃除機ロボットが活躍してるが本当に便利になったもんだと思う。

女性は家庭を守るべきなんて思ってると完全に国際社会に取り残されるね・・・・・

ってしめようかと思ったが天の邪鬼根性が許さないw

家庭を守る仕事はアメリカのサラリードットコム調査では年収1600万円と換算。日本の経済企画庁では303万9000円。アメリカの数字は民間の調査でアウトソーシングが前提になってるので単純比較はできないがこの意識の差をどう思いますか?

それで思い出すが、私が以前勤めていたP&Gでアメリカ人だが当時最年少の女性副本部長が子育てをしたいと30半ばであっさり会社をやめてしまった。因みにここの旦那も同じ会社で役職は2つ下。彼の名誉のために言えば決して出世が遅いわけではなくかなり尊敬を集める人だった。だけど給与は当然低い。理屈だけ言えば給与の高いほうが残ることのほうが家計のためだろう。

ただ「利己的な遺伝子」のドーキンスの言葉を私なりに解釈すれば我々の体は未来へ遺伝子を残す媒体にすぎない。であれば衣食住に困らないレベルになればより優秀なほうが家庭を守ったほうが利にかなう。極論ではあるが衣食住に困らないレベル以上であれば共働きはどちらも年収が1600万円を超えないと意味がないことになる。

まあ1600万円の是非はいくらでも議論できようが、ようは家庭を守るという仕事があまりにも軽視されてしまっている。本当に優秀であればあるほど未来のために家庭に時間を費やすのも悪い選択肢ではないだろう。それも男女関係なく。

因みに最近その彼女は10年ぶりにP&Gに戻ってきたそうだ。

投稿者: 三ツ松新 日時: 10:48 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2007年12月11日

マトリックスの世界はできてしまう

しかしすごい技術があるもんだ。ブレインコンピューターインターフェース(英語)と言って脳にチップを埋め込めば自在に動物を動かすことができる。

それだけでもびっくりするけど、さらに驚いたのはこの技術が30年以上も前にかなりのレベルまで進んでいたことだ。エール大学のデルガードという学者が牛、さる、チンパンジーなどで実証している。
しかしそのあとデルガードを訴える人が何人も出てきたらしい。自分が彼に操られていると・・・・・。早すぎた天才デルガードはまだ存命だがあまり表にはでてこない。

ただこの基礎技術は(どの基礎技術でもそうだが)もちろん悪用するために作られたわけではない。今は目の見えない人や運動能力に障害を持つ人のための応用研究が進んでいる。視力の代替したり、やロボットアームを動かしたりとある程度の成果はあるようだ。

下の写真にあるようにすでにキャップをかぶるだけのものもある。そう、脳にチップを埋めるという怖ーい手術は必要ない。これでメールを送ったり、ある程度のPC操作は意識するだけでできてしまう。
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しかしこうなるとマトリックスはもとより、クローン技術と組み合わせればルパン三世にでてくるマモーも手が届く範囲になってくる。
そやけどこの髪型にならなあかんのやったらなんぼなんでもいややで(笑)。
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想像できることは具現化できるってほんまですね。


参考記事;
http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0602/delgado.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 18:12 | | コメント (2) | トラックバック (0)