三ツ松新'sブログ
イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ
2010年03月11日
創造性には昼寝は90分以上
昼寝と創造性の関連性についてUCサン・ディエゴのチームが科学実験をしたら、創造性を高めるにはレム睡眠が必要という調査結果がでた。レム睡眠とは身体が眠っているのに、脳が活動しているような状態で、60分以上寝ないと起きない。
777人の被験者を安静、60分睡眠、90分睡眠の三つのグループに分けた。その前後でRATという創造性を測定するテストを実施したら90分後でレム睡眠が見られたグループのみ判定があがった。シエスタ(昼寝)があるイタリアやスペインあたりから、ダリ、ダヴィンチ、フェラーリ、ベルサーチ見たいな創造力と慣性の塊のような人がでてくるのは偶然ではなさそうだな。
個人的には昔から昼寝が好きでかなり寝不足が続いても20分程度寝るだけでもかなりすっきりする。ただ経験的には1時間以上寝ると次は体がなかなか始動しないので避けていた。最もその状態が仕事の内容によっては良さそうね。
参考記事;
http://www.sciencentral.com/video/2009/09/29/naps-and-creativity/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+Sciencentral+(ScienCentral)&utm_content=Google+International
投稿者: 三ツ松新 日時: 15:10 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2010年03月09日
「スタンフォード大学集中講義」翻訳本出ました!
翻訳するといいなあと思う本があると出版社に打診を時折しますが、そんな一冊が近日中にでます。
ぼくは最後に解説だけ書いてますが、翻訳のほうは才色兼備な高遠女史がしているので非常に読みやすく仕上がっています。
タイトルは 20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 です。
原本の著者はスタンフォードのベンチャープログラムのディレクターさんです。スタンフォードと言えばベンチャーのメッカシリコンバレー近くにある全米トップクラスの大学。卒業生にはヒューレット・パッカード、ナイキ、ヤフー、グーグルの創業者など数え上げればきりがないが、そうそうたるメンツがそろっている。そんなスタンフォード大学のベンチャープログラムは全米でトップと言っても過言ではないでしょう。
とはいえ本のほうは大学の講義に関する描写もあるが、堅苦しいものではなく著者自身の実体験を通した自己啓発書です。またこの本の著者はは起業家、神経学博士、戦略コンサルタント、大学の先生とまあ波乱にとんだキャリアですが、バックボーンがしっかりしているので変な根性論や俺様ワールドの展開もありません。
今のような変化の激しい時代にどう生きて、どうキャリアを築いていくか迷っている人にはたくさんのヒントがあると思います。
投稿者: 三ツ松新 日時: 20:19 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2010年02月15日
薬指だけでトレーダー向きかわかる?
ってわけないわな。
だけどちょっとそれを示唆するような論文が。
ケンブリッジ大学の神経科学者のJoan M. Coatesの研究よれば、薬指が人差し指より長い人はトレーダー向きだそうな。20ヶ月間に渡り、ロンドンのトレーダー44人の戦績を調べたが薬指が長い組は11倍も稼いだ。
胎児のときに男性ホルモン(アンドロゲン)を浴びて薬指が長くなり、そういう人のほうが早い決断力とリスクを取る男らしい性格になる。そのような性格がトレーディングには向いてるのだろうと言う仮説だ。
ほんでもなんやしっくりこーへんな。女性は一般的に薬指より人差し指のほうが長いが、世界一お金持ちなった投資家のウオーレン・バフェットの投資スタイルは俗に言う男性的な感じではない。
実はHedge fund researchの他の調査は違う結果がでている。2009年1月から2009年5月までの間の女性ファンドマネージャーの投資利回りが9%。男性ファンドマネージャーは5.82%だ。とくに下げ市場の2008年の落ち方が女性が9.6%に対して男性が19%。
またUC Davis校の教授の調査によれば男性は自信過剰から女性より45%も多く株の取引をするため、2.45%も利回りを下げている。
さてなんでこんな違いがでるんだろうか?
ロンドントレーダー達の論文発表が2008年4月なんで調査対象の20ヶ月は2006年と2007年ごろだろうが、これはダウ平均が20%近くあがったミニバブルの時期。確かにこういう上昇相場は売買回数が多いほうが利回りが高くなりやすいでしょう。Coates氏にはちょうど論文がでた2008年4月からの20ヶ月間で同じ人の戦績を是非追試してもらいたい。薬指が長い人はひどい目に合ってる可能性大。11倍も稼いだからには、それに近い損をしていてもおかしくはない。
最もどっちがいいとか悪いとかの問題ではない。勝ち負けの浮き沈みが激しい人と小さい人がいて自分のスタイルに合わせて投資すればいいのじゃないだろうか。
因みにぼくは職業柄原則的に株は買わない。ただ薬指のほうが長い分浮き沈みの激しいタイプだろうな。
そこで戒めも含めてフオーレン・バフェットの究極の投資ルールをご紹介。
ルール1.絶対お金を失うな。
ルール2.ルール1を絶対忘れるな。
ウオーレン・バフェット
原文;
Rule No.1: Never lose money. Rule No.2: Never forget rule No.1.
参考記事;
http://www.usatoday.com/tech/science/2009-01-12-financial-finger_N.htm
http://www.businessweek.com/careers/workingparents/blog/archives/2009/12/its_generally_k.html
http://www.neuroscience.cam.ac.uk/directory/profile.php?jmc98
投稿者: 三ツ松新 日時: 18:07 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2010年02月12日
アインシュタインの名言2
時の流れは早い。前回アインシュタインの名言を2回に分けて書こうと思ってたらなんと2ヶ月もたっている。今年の年末年始はいつもよりゆっくりしてしまった分少しつけが回ってきた部分もあるな。
それはさておきアルベルト・アインシュタインの名言大2弾。
「すべての宗教、芸術そして科学は同じ木の枝である。」
科学者って世間知らずと思われること多そうだが、さすがにアインシュタイン、森羅万象の理を熟知しているんでしょうね。
優秀な経営者もそうで、彼らはどのような時代でも未来への時間とお金の投資を惜しまない。そして未来はいつもまったくどうなるかわからん。ましてやこんな時代ならなおさら。でいろんな方と接触していると優秀な経営者は独特の世界観を持っている。その世界観は独りよがりだったり自身の経験(これはもちろん大事だが)のみから来るわけではなくしっかりした幹がある。
その幹を人によってどこに求めるかは違うが、大きく学問領域でわけると自然科学、社会科学、人文科学系の分野のどっかについて妙に詳しかったりする。遺伝学、制御工学、仏教、キリスト教、中国史、国語学など分野はいろいろやけど、これらには共通の普遍的法則がたくさんある。
でもっと言えばこういう学問の領域に境界を下手につくらない。これは○○学だから関係ないとか使えないとかならないわけやね。幹をしっかりもちつつも枝もいろいろ生やしてはる。
と思っていたらもう一つアインシュタインの名言。
「宗教のない科学は不完全だ、科学のない宗教は盲目だ。」
アンシュタインってほんと偉いなあ。とつぶやいていたら嫁はんに誰つかまえて偉いって言うてんのと思わず笑われた。まあ確かに、
「アルベルト、失礼」(笑)
原文;
All religions, arts and sciences are branches of the same tree.
Science without religion is lame, religion without science is blind.
Albert Einstein
投稿者: 三ツ松新 日時: 16:08 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年12月17日
アインシュタインの名言
間違いを犯したことがない人は、新しいことを何もしたことがない人だ。
アルベルト・アインシュタイン
これ簡単だけど深いね。ところで今年の漢字は「新」になって、三ツ松さんの年ですねって何人か言われました。でもあと2週間しかないやん、1月に言うてーな(笑)。
それはさておき新しいことをするのは勇気がいる。失敗が好きな人っておらんし、負けたり、損したり、(ラジバンダリ!)して馬鹿にされるのは誰でもいやや。だけど新しいことをするのもひとつのリスクでそれがなければリターンもない。リスクを下げる努力は必要だが、失敗したこと、負けたことがない指揮官は恐ろしく弱い。
原文;
Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.
投稿者: 三ツ松新 日時: 13:25 | パーマリンク | コメント (4) | トラックバック (0)
2009年12月10日
ベトナム経営者研修
先週ベトナムで経営者向けにセミナーをしてきました。海外研修の講師って長期になりがちで、なかなか行きたくても予定が合わずに行けないことが多いのですが、今回はちょうど空いてるところにすっぽり。
セミナーは現地の社長、副社長50人弱が相手で、非国営企業の新しい企業ばかり。かなりベンチャースピリットは旺盛。リーダーシップがテーマでしたが、なかなか反応も良く、こちらも有意義な時間が過ごせた。

さて今回はセミナー以外にも現地の日系企業の視察やベトナム戦争の頃からベトナムと交流がある日本人ビジネスマン、また現地の人ともお話できる機会があって非常によかった。
これまでいろいろな国に行きいろいろな国の人と仕事をしてきたけど、ベトナムはある意味特殊なところがいくつかあった。よく言われるのが農耕民族で比較的温厚。識字率も高く、勤勉で手先が器用。また世界の中でも比較的日本人に似ていて付き合いやすいというイメージを持つ人が多いんじゃないだろうか。
私もベトナムに行く前は同じように思っていた。確かに多くのことは前評判通りなのだが日本人と比べると考える時間軸が短いように感じた。あとブルーカラーとホワイトカラーがはっきりしていて、高度経済成長期の日本のように社長が生産現場で油まみれになることはあまりないようだ。そういう意味では日本より欧米諸国のほうが近いかも。
現地に長い日系企業の方数人と話していると、当然ながらマイナス面もでてくる。あまり考えないでとにかくどうしたらいいという具体的な指示を欲しがる。その場を取り繕う、あまり意欲がない、プライドが高く知らないことを知らないといわない。セミナーでも一部近いことを感じたが、理論の話より、とにかく今目の前の問題を解決する方法を知りたいという経営者の方が多かった。もちろん日本でもそういうタイプの人はいるにはいるが、経営者層にはあまり多くない。
短期的思考は、日本では悪い面に見られることが多いが、欧米人と仕事をしていても同じような感覚に合うことはよくある。なんでこんな目の前のことだけ考えるのだ?と思ったことある人も多いことでしょう。
アジアにありながらなんでそういう面を持ち合わせたのだろうかと漠然と思っていたが、セミナー終了後歴史博物館に行ってなんとなくその答えが見えてきた。
ベトナムはホモサピエンスがでてくる以前から原始人が生活していて、青銅器文化も東南アジアで最も古くから発達している。非常に肥沃な土地に恵まれていて紀元前はある意味先進国なわけです。だけどその肥沃な土地のために石油文明以前から何度も攻め込まれます。石油文明までは基本的に戦争の種は水と食料の取り合いやからね。彼らの歴史はまさに戦争の歴史。何千年も攻め込まれ、占領されてはまた取り戻すということを繰り返している、ディフェンディングチャンピオンですな。
元が攻めてきたときも日本のように神風がやっつけてくれるわけでもなく自らで自国を守らないといけない。歴史博物館には何度となく攻められてきた状況をジオラマで再現してあったが、狭い渓谷に誘導して上から石を落したり、たくせんの小船で木造戦艦に奇襲したり。ベトナム戦争で勝てた理由と戦争責任を問わないわけがなんとなく見えたような気がする。
何千年も戦争をしてきた国であれば短い時間軸で物を考えるような国民性になってくるのもうなづける。日本の場合も肥沃な土地には恵まれたと言っていいだろうが、島国でほとんど攻め込まれたことがない。また民族が少なく文化的な面から支配を受けることもなかったため、要塞都市がなく城下町が発達した。おえらいさんがドンパチやって統治者が変わっても意外に田畑は守られる。異質の価値観を押しつけられて、急に一族郎党全員奴隷にされたりということがほとんどない。
戦いが多い国土で育てばあまり長期的にものを見ていくのは難しいし、そういう国民性になってくるのもうなずける。サイクルの早いハイテクや金融が世界で一番北にあるバイキング諸国のフィンランドやアイスランドあたりで発達するのも偶然ではないでしょう。またスエーデンのエイチアンドエムも延期型のビジネスモデル。デザインから棚に並ぶスピードが早く売り切れ御免で再生産はしない。こうすると在庫切れという概念がなくなり生産計画も随分楽になる。投機型といわれるユニクロとは正反対のビジネスモデルだ。
ただ北欧の国々は国土が肥沃じゃない。そりゃ雪とトナカイしかなければとなり攻めに行きたくなるよね。おまけに誰も本拠地とりにこないので安心して攻めにいける(笑)。そこがベトナムとは決定的に違う。
あれだけ戦争が多いベトナムでも好戦的な国民かと言えばそうでもない。一部ベトナム中部を除けば自ら攻め落としにいったことはほとんどないそうな。自国を守り続けたところと他国を攻めに行くところでは随分国民性に違いはでてくるでしょう。
そこで悪く見ると短期的な思考で取り繕うが意欲が低いとも見れる。しかし裏返してみれば、環境順応性が高く、調和性が高い誇り高い国民ともいえる。
最近ベトナムでは日本とのつながりが強く日本側の教育支援もいわゆる5Sや改善的な日本型のものづくりがほとんどだ。これはこれでいいんやけどビジネスモデルとしてはじっくり構える投機型よりサイクルの早い延期型ののほうが向くやろうな。今回の通訳のベトナム人の方がベトナムはモノ作りよりサービス業が向くと思うけどなあと漠然と言っていたのが印象的だ。
じゃあベトナム企業は北欧諸国のイケア、ノキア、エイチアンドエムを目指すのかと言えば、本拠地が貧しくないので外部に攻めていくということをあまりしないだろう。そこでディフェンディングチャンピオンの特徴を活かして、外資規制緩和をすすめる。ベトナムに進出する非ベトナム企業と戦ううちに勝てるセグメントが見えてくる。
集中戦略になる可能性が高いが局地戦を世界で展開すればかなりの大企業になれる。ぼくが昔いた消費財業界ではイギリスのレキットベンキーザーなんかがそうかな。ここは自前でやってM&Aも積極的だが(因みにクレアラシルをP&Gから買った)、ベトナム企業なら海外のローカル企業との永続的な業務提携もあり。
日本の製造業にもグローバルニッチの優良企業はたくさんあるけどローテク、ハイノウハウで長期的に職人芸をため込んでいく投機型が多い。ベトナムはどちらかと言えばサイクルの早い非耐久消費財、サービスまたは一部のハイテクなどの産業がいいでしょう。
今回大学院でベトナム経済を専攻したという女性にご同行いただいたがその方との話もおもしろかった。10年以上前から現地の人の声を聞くと、ローテクはいらない、ハイテクのみに特化していくべきという人が多かったそうな。
この感覚まんざらでもないように思う。
さて明日からは東京で日本人向けの幹部候補生研修。がんばろうっと。
投稿者: 三ツ松新 日時: 11:54 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年11月02日
ストックホルムの楽しいエコ
友達のクリエイターが送ってくれた動画。エコだけど楽しそう。
エコというとなんとなく忍耐、我慢にいきそうだがそれではなかなか長続きしない。今風に言えばサステイナブルじゃないないというのか。英語にしただけやけどw。
フォルクスワーゲンがCGMを利用してできて動画、ヴァイラルマーケティングを狙って作ってるだろうからマーケティング的にも結構先進的。賞金2500ユーロでよりよい社会づくりに貢献できる実験的な動画をアップできるサイトがある。
以下でほかのエントリーも見れます。
http://thefuntheory.com/
投稿者: 三ツ松新 日時: 13:47 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年10月23日
P&G ソーシャルメディアマーケティングの夜明け
古巣のP&Gがソーシャルメディアの重要性を役員に理解してもらうために4時間で何枚Tシャツが売れるかトレーニングを実施した。随分以前からテレビ広告からネット系の広告に予算をシフトしているが、ソーシャルメディアは情報がますます氾濫する世の中で重要性はますでしょう。
以下笠井氏のブログに元記事も含めいい解説があるので一読あれ。
http://dramrollonline.blogspot.com/2009/03/p-digital-hack-night.html
投稿者: 三ツ松新 日時: 12:21 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年09月16日
Google マップ
説明するより見たほうが早いがGoogleジャパンのプライバシー保護に関する広報ビデオとでも言ったらいいのかな。You Tubeで見れるけどなかなか時代に合ったマーケティング手法で、なんともかわいいw
投稿者: 三ツ松新 日時: 12:07 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年09月14日
湿気から水牧場
未来の家電を創造するために、世界中の若手工業デザイナーを集めた Electrolux design labというおもしろいサイトがある。そこで年間優秀賞を決める投票があり結果は今月末にあるが、ファイナリストがでそろい、その中に以下の写真にあるように雨水を回収する装置をデザインしたものがあった。

ハリーポッターにでてくるスニッチのようなものが飛び回って雨水を回収してくるのだがおもしろい。容易にもっと効率的な物が思いつくという観点では、実利的ではないので工業デザインとしてはどうかと言う意見もあるだろうが、ペットのような感覚の物になるでしょうね。
我が家に掃除ロボットがあるけどなんでもう少し愛着がわくものにすればいいのにと思う。あんな機会的な物でも一生懸命掃除しているところを見るとなんだかかわいいし子供は勝手にワッピーってあだ名つけ始めるし。
因みにロボットとかの顔を人間らしくすると、親密さが増えると言う調査結果もあるので、科学的にも理にかなってるしね。
そう言えば以前JTの宣伝で坂口憲二さんが工場の機械にもたれるとエンジニアの人に「朋子に触るな!」と怒られるシーンがあるが、大学と大学院時代やいろんな国での工場のスタートアップのころを思い出すと、これってどこの国でもまんざら嘘でもないんで、マニアックだけど親しみを持って何度見ても笑ってしまいます。
俺、ここにでてくるような友達おるで(笑)。
(以下二つCM入ってるけど後半のほうです)
さてこんなんを見ながら、この装置って雨水ではなく空気中の湿気でもいいんちゃうと思っていたら、そういう装置ってすでにあるんですね。日本にも総代理店があるけどエアーズウオーターと言う名前で一日15Lまで水をつくり、電気代も月1000円程度だそう。装置のコストは20万以上するけど、量産効果はまだまだきくだろう。
これがあればライフラインが電気しかなくてもなんとかなってしまうな。すでに1部の国では水不足対策としてもっと大規模でやってるそうな。
日本はかなり多くの水を間接的に食糧として輸入しているので水不足を問題視する話を時々聞くけど、この装置の存在を知ってかなりこ楽観的になったなあ。少なくとも高湿の日本では。水が石油のように取り合いになる時代がくれば、湿度が高いことが埋蔵資源になったりするかも知れない。
そう言えば、ってまた蛇足だが(ちゅうかこのブログ8割以上が蛇足・・・)このエントリーを書きかけの状態でこないだ何回目になるかわからないがスターウオーズ見てたらルーク・スカイウオーカーが育ったところってmoisture farmなんやね。すなわち湿気牧場で水作るところ。

知識の中に知っていることを知らないという区分のものがあり、イノベーションにつながることも多いが、視点を変えると、どんなに知っていると思っていることでもなんらか新しい発見ってありますね。ってこれ一応結論ね(笑)。
参考URL;
http://www.electroluxdesignlab.com/overview/
http://www.airswater-westjapan.com/
投稿者: 三ツ松新 日時: 13:30 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年09月02日
ミミズのうんこで6億円
ブレーンストーミングのルールに「質より量」というのがあって、生まれたてのアイデアにいい悪いは基本的にない。とはいえ、ミミズのうんこでたった4年で6億円のビジネスとなるのはなかなか想像しがたいと思う。それもプリンストン大学の新入生が始めたビジネスだそうでなかなか驚き。因みに6億の数字は2年前なんで今はもっといってるだろう。
実はぼくも10年以上前になるがベランダで趣味としてミミズコンポストを持っていた。今は経営学を教える職業だが、元々農学部にいたせいか生態循環に非常に興味があり、自宅のベランダはところせましと植物の鉢があった。
家からの生ゴミもそうだが、鉢植えは適時土を入れ替えないといけない。そこで根っこや枯れ葉などのゴミも結構な量がでる。本来それも再生させるべきだが意外に難しくゴミになりかねないが、全部ミミズ君が良質な土に戻してくれた。因みにミミズのうんこといってもきたないものではなく畑では土の団粒構造を促進して非常によい働きをする。もちろん臭くない。
ミミズの中でも生ゴミを食べる種類というのは限られているので最初に何千匹か買うことになるのだが、異常なスピードで増える。気持ち悪いと思うかも知れないが、飼ってると不思議なものでだんだんかわいくなってくる(笑)。
今は場所柄残念ながらできていないが当時3年ほど続けて生ゴミをほとんどだしたことがなかった。
コンポストは常に水気を持たせないといけないが、底のほうからでてくる余分な水分は紅茶のような色でワームティーという名前でイギリスあたりでは売られているらしいということを当時どこかで読んだが、それをきっちりビジネスにしたてあげてくるのはおもしろい。
そりゃ、グーグルやアマゾンのような会社にはならないかも知れないが、つくづく悪いアイデアはないと痛感しますね。
http://www.terracycle.net/
投稿者: 三ツ松新 日時: 11:16 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月22日
アメリカの大恐慌と今回の大不況の比較
ちょっと前の記事なるが、なかなかおもしろい比較。比較する期間が少し違うので単純比較は難しいが、数字(アメリカだけのだが)を見てる限りではまだ今回のほうがだいぶましに見える。
上4つの項目がアウトプットで下の二つがインプットと見れるが、とにかく今回はアホほど金をばらまいてるのが分かる。1930年代の世界大恐慌はその逆をやってしまったのが失敗と言われているのでそういう意味では過去の経験は活かされているってことね。
最もここまで資金供給が多いとどこかで絞らないとまたとんでもないバブルがやってくる可能性もある。世界的に始めての経験なんでこの絞るさじ加減がここだって分かってる人がいないところが一番の悩みの種だろう。
大恐慌 大不況
銀行の倒産 9,096 (銀行の50%) 57 (銀行の0.6%)
失業率 25% 8.5%
実質GDP変動 -26.5% -3.3%
株価の最大暴落率 -89.2% -53.8%
物価の変動 -25% +0.5%
緊急経済対策 GDPの1.5%を1年 GDPの2.5%を2年間
貨幣供給量 17% 125%
参考記事;
http://money.cnn.com/news/storysupplement/economy/recession_depression/
投稿者: 三ツ松新 日時: 18:03 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月08日
Tシャツ買うと無料で音楽ダウンロード
なかなかいまどきのビジネスモデルですね。
新興のバンドはすでに数年前から音楽では儲からないので、割り切って音楽DLを無料にして、コンサートやTシャツなどのグッズを売ってビジネスを成り立たせるところがでてきた。
一年半前のエントリーになるがメジャーどころのRadio Headも無料DLで寄付制にした試みもあった。
LnAというロス生まれのTシャツ屋はそれをさらに進化させたものだが、TシャツにはURLと1回だけそこから音楽をダウンロードできるコードがついてくる。Tシャツの値段が4000円から8000円程度なんで数曲くっつけてなおかつ儲けることは十分可能。デジタル製品であれば基本的になんでも応用可能なプロフィットモデルでしょ。

参考
http://www.lnaclothing.com/musictee/
投稿者: 三ツ松新 日時: 15:04 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年07月03日
バフェットの名言
誰かを雇うとき三つの資質;誠実さ、知力それと活力を見るといい。だけど一番大事なのは誠実であるかだ、なぜならそれがなければ残りの二つがこちらの身を滅ぼす。
これは人を雇う時に限らず、ビジネス一般にいえることでしょうね。うまい話に落とし穴が多いのはよほどの大親友でもなければ大抵、誠実さに欠けた人が持ってくるから。大親友が誠実じゃない人からもらってきた話は特に気をつけましょう。
原文;
In looking for someone to hire, you look for three qualities: integrity, intelligence and energy," said Buffet. "But the most important is integrity, because if they don't have that, the other two qualities, intelligence and energy, are going to kill you.
投稿者: 三ツ松新 日時: 19:19 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年06月30日
金融危機はレーガンの責任?
金融危機の責任はウオール街だ、MBAだ、グリーンスパンだとなんだか魔女狩りのようないきおいもあるけど、ぼくの好きな経済学者で去年ノーベル賞受賞したポールクルーグマンによればレーガンのせいだという。
レーガンは81から89年まで2期、アメリカ大統領を務めた人で20代の人からすりゃ、もはや歴史の人かもね。そのレーガンが大統領になる前の70年代はまだまだアメリカも日本ぽかったといえば語弊があるだろうか。
意外と思う人もいるかもしれないが70年代のアメリカでは貯蓄率はまだ10%近くもあり結構高かった(ちなみ金融危機前のアメリカはマイナス、日本が3%程度)。この頃ぼくはまだ子供でアメリカに住んでいたが、個人的な経験からも当時周りは移民の子供ばかりで裕福な人は少なかった。しかしハードワーキングは報われると言う古き良きアメリカの感覚は強かったように思う。
この前の選挙活動の時、オバマとマケインの対談で23回も名前がでてきたJoe the plumer(配管工のジョー)なんかは今も残るそういった価値観の代表だろう。実際のところJoeは思いのほか金持ちでプロパカンダにはもってこいという批判はあったが、まっとうに一生懸命働いて成功した人が報われるべきというのはウオール街以外では案外強いようだ。
そんな古き良きアメリカで80年代にレーガンは金融規制緩和によりお金を貸しやすい環境を作った。それだけ聞くと悪いことばかりではなくもちろん当時の指導者たちも悪意を持ってやってはいないでしょう。
当時彼は「この法令は過去50年の中で金融機関にとって最も重要なものだ」とまで行ってのけたほどだ。
しかし預金はある程度国が保証しているので、実質的には金融機関に、人のお金で合法的にギャンブルする権利を与えてしまった。それも勝った時には懐にいれて、負けたときは国(税金)に保証してもらえる耐えがたくおいしい状況だ。
また家を買う頭金の制限がゆるくなり、夢のマイホームを手に入れるための敷居が一気に下がった。そして借金漬けでもいいやというような意識変化が少しづつ強くなり、それが25年後に一気に噴出したわけだ。
ただ皮肉なのは住宅を買うときの規制は1930年代の大恐慌の後、当時の指導者たちが同じ過ちを繰り返さないために、作ったものだった。それが50年後の80年代にはまたとっぱらってしまったわけね。もちろんリスク管理能力があがっているので大丈夫という理屈はあったのだろうが、歴史はいつも少し違う形で繰り返される。
参考URL;
http://www.nytimes.com/2009/06/01/opinion/01krugman.html?_r=1
http://abcnews.go.com/Video/playerIndex?id=6047458
投稿者: 三ツ松新 日時: 15:13 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月02日
金融危機はMBAの責任?
今回の金融危機の矛先がMBAにも向けられている。
ちょっと前になるがニューヨークタイムズの中でIs It Time to Retrain B-Schools?というタイトルの記事がある。日本語にすればそろそろビジネスクールをオーバーホール時期じゃないかというような意味合いかな。
記事中にMBAに入学する時にいた分野と卒業してからいく分野の比較する表があるが、もっとも上昇しているのはファイナンス、その次がコンサルティングでマーケティングが微増。逆に落ちているのは管理業務・オペレーション・ITと人事。卒業生の40%以上の人がファイナンス関連分野に従事している。
これを根拠のひとつとしている。

いろいろな専門家の意見をまとめているが、ようはMBAが過大な科学的経営や数値理論に傾きすぎたために現場力や人間力が軽視されているというようなものが多い。まあ多かれ少なかれ感じている人は多いと思う。
創業者が海兵隊出身でバリバリ現場主義のフェデックスは「発送があまりにも簡単でMBAホルダーでもできる」というヴァイラルマーケティングの広告までだしちゃってる。
それとそのほかにMBAの生徒のほうがよくカンニングをするという論文まである。2006年の論文になるが、過去一年の間にカンニングまたはそれに類する行為(cheating)をしたことがあるかという質問に対して、MBAでは56%がビジネス分野以外では46%があると答えている。
これは解釈が難しいなあ。ビジネスの世界はカンニングありという意味合いのことはよくいわれるからなあ。マネをすることと不正をすることの線引きって意外に難しい。
またこの記事を受けてハーバードビジネススクールのウエブサイトにコラムがあがっていて議論がもりあがっている。コラム事態はある程度非は認めつつ、ただそこまでか?ということと何が問題で今後どうすべきかということを書いている。
コメントの大半はマスコミが言うほどのものではないが、やはり責任の一端はあるだろうというものが多い。この一端がどの程度かはずいぶん個人差がある。
私もMBAや企業研修で教えることが多いので、思わずコメントしてしまったが、そりゃ多少の責任はあるでしょう。産業界や新資本家階級のニーズに則していたとも言えるけど株主至上主義のいいだしっぺだしね。それと対応策として議論の中でも良く上がってくるモラル教育ももちろん必要でしょう。
ただしだからといって藁をもすがる気持ちで時々聞かれる欧米型の管理型経営の崩壊というのはちょっと早合点かな。
行き過ぎた管理を実施した反省から手綱を緩めるのはすごくいいことだと思う。だけど正しく経営管理が導入されたことがない状態でまたもとの木阿弥も未来がないな。
参考記事、論文;
http://www.nytimes.com/2009/03/15/business/15school.html
academic dishonesty in graduate business programs prevalence causes and proposed action
ftp://ftp.cba.uri.edu/Classes/Beauvais/MBA540/Readings/McCabe_2006.pdf
http://blogs.harvardbusiness.org/how-to-fix-business-schools/2009/03/are-business-schools-to-blame.html
http://www.abc.net.au/rn/backgroundbriefing/stories/2009/2526727.htm
投稿者: 三ツ松新 日時: 09:50 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年06月01日
バクテリアも女性のほうが好きなのか?
気の利いた考察が難しいのでトリビアカテゴリーにいれたがなんだかおもしろい。
コロラド大学の研究チームが手のバクテリアの数や種類(ミクロフローラ)を調べた。
因みに体は表面の中も天文学的な数字のバクテリアが住んでいて、体を守ってくれたりいいことをしてくれるバクテリアも結構多いんで汚いと思わないでください。世の中の女性を敵にまわしたくないのではい。
手のバクテリアは平均すると150種類ほどあり、女性のほうが男性よりはるかにたくさんの種類があるそうだ。また右手と左手では住んでいる種類がかなり違い、平均的に17%しか共有していない。
あと手洗いとの関係も知らべたが、2から4時間程度で元に戻り種類に影響を与えない。
だからどうやねん?と言われると困るが(笑)。
http://www.sciencentral.com/video/2008/11/25/hand-bacteria/
投稿者: 三ツ松新 日時: 18:11 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月29日
泡でできた広告
文字通り、泡でできた広告。もともと人口雪を作る機械を製作していた会社の新規事業のようだ。
なんか夢があってええね。
星のカービーを使った広告
http://www.flogos.net/
投稿者: 三ツ松新 日時: 17:20 | パーマリンク | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年05月28日
大人向けのレゴ
もともと子供向けの商品の大人版にした例は世界中でたくさん見られる。日本なら学研の「大人の科学」なんかもそうだし、ハーゲンダッツなんかもそうと言えますね。
日本程顕著ではないにしても、団塊の世代やそのジュニアたちに相当する世代は多くの先進国には存在している。その人たちが大人になれば、ターゲットとしては大きいのでそりゃマーケティングの観点からみすみす見逃すこともないでしょう。ましてや子供のころ自分のブランドに親しんでくれた人ならなおさら。
昔ながらの子供向けの遊園地がのきなみだめでディズニーランドが好調(中長期的にみた場合ですが)なのもそういう背景があるからでしょう。
これもその例だがレゴになんとあのフランク・ロイド・ライトの建築物のシリーズが加わった。
因みに少し角度は違うが実物の写真。

いやあ思わず欲しいと思ってしまうのは私だけだろうか?
投稿者: 三ツ松新 日時: 13:12 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年05月25日
景気はいつ回復するのか?
ってなんか大げさなタイトルをつけてしまったが、おおざっぱに推測でも結構ええ線いけるでしょう。
事業予測はどちらかと言えば必要悪だと思うが、商売人でも科学者でもこういう大ざっぱな外部環境の推測をすることってすごく重要でしょうからね。
さて今回の不況の震源地がアメリカであり、サブプライムローンによる不動産バブルが原因になっているってことを前提にするのはあまり異存はないでしょう。
そこであえてアメリカの住宅着工件数の推移だけから推測して見ましょう。アメリカの統計局から指先一つで、データがとれるのは本当に便利になったものだといつもながら感じてしまうが。
まずは過去の年間平均住宅着工数(単位は万で以下四捨五入)。
59年~08年 89年~08年 99~08年
(50年) (20年) (10年)
153万 150万 165万
移動平均の最終年で見ているので少し変則的な見方やけどここ10年が高止まりだったことを考えればだいたい150万平均ぐらいで推移していると言えるでしょう。
ITバブル崩壊後の2001年から住宅着工件数がまた増加を始めるが、以下は2000年から2008年までの数字。
2000年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年
157 160 170 185 196 207 180 136 91(単位万)
2001年から2006年までは家作りすぎ。
1900年に46.5%から2000年には66.2%まで上昇した持家比率をさらにあげようという政策はわからなくもないが、賃貸の人が家買っても家が余分にいるわけやないわな。
上で書いたように毎年150万しか家を作らなくていいという前提であれば、2007年の136万からすでに調整に入っていて、2000年から去年の2008年まで見れば計算上まだ132万の家が余っていることになる。2008年は91万とかなり減っているがこのペースを維持すれば2011年の3月から住宅市場は元に戻る。まあ景気悪いがキリギリスやった分(実感した人は少ないと思うけど)しばらくアリに戻りましょうということやね。
ただそうはいいながら先月段階のペースなら今年は46万程度で去年よりさらに悪い。もちろん短期的にはバッドニュースだが、このペースであれば半年ほど前倒しで調整が済む。好景でなくても、少なくとも悪くなくなる分、回復感はあるでしょう。
因みに直近のペースの住宅着工件数ですすめば調整が終わるのがアメリカの中間選挙のちょっと前。v(^0^)v
まあ、中間選挙までに完全に調整しておく必要はないやろうけど、今のうち落ちるところまで落ちれば上昇基調になるのでオバマ大統領再選のためにはかなりいいでしょうね。

なんでノッチやねん!
参考データ。
http://www.census.gov/const/www/newresconstindex_excel.html
http://www.census.gov/hhes/www/housing/census/historic/owner.html
投稿者: 三ツ松新 日時: 11:28 | パーマリンク | コメント (6) | トラックバック (0)
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