三ツ松新'sブログ

イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ

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2009年05月29日

泡でできた広告

文字通り、泡でできた広告。もともと人口雪を作る機械を製作していた会社の新規事業のようだ。
なんか夢があってええね。

星のカービーを使った広告

http://www.flogos.net/

投稿者: 三ツ松新 日時: 17:20 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年05月28日

大人向けのレゴ

もともと子供向けの商品の大人版にした例は世界中でたくさん見られる。日本なら学研の「大人の科学」なんかもそうだし、ハーゲンダッツなんかもそうと言えますね。

日本程顕著ではないにしても、団塊の世代やそのジュニアたちに相当する世代は多くの先進国には存在している。その人たちが大人になれば、ターゲットとしては大きいのでそりゃマーケティングの観点からみすみす見逃すこともないでしょう。ましてや子供のころ自分のブランドに親しんでくれた人ならなおさら。

昔ながらの子供向けの遊園地がのきなみだめでディズニーランドが好調(中長期的にみた場合ですが)なのもそういう背景があるからでしょう。

これもその例だがレゴになんとあのフランク・ロイド・ライトの建築物のシリーズが加わった。

LEGO.jpg

因みに少し角度は違うが実物の写真。

766px-Falling_Water_01.jpg

いやあ思わず欲しいと思ってしまうのは私だけだろうか?

投稿者: 三ツ松新 日時: 13:12 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年05月25日

景気はいつ回復するのか?

ってなんか大げさなタイトルをつけてしまったが、おおざっぱに推測でも結構ええ線いけるでしょう。
事業予測はどちらかと言えば必要悪だと思うが、商売人でも科学者でもこういう大ざっぱな外部環境の推測をすることってすごく重要でしょうからね。

さて今回の不況の震源地がアメリカであり、サブプライムローンによる不動産バブルが原因になっているってことを前提にするのはあまり異存はないでしょう。

そこであえてアメリカの住宅着工件数の推移だけから推測して見ましょう。アメリカの統計局から指先一つで、データがとれるのは本当に便利になったものだといつもながら感じてしまうが。

まずは過去の年間平均住宅着工数(単位は万で以下四捨五入)。

59年~08年 89年~08年 99~08年
 (50年)    (20年)   (10年)
 153万     150万    165万

移動平均の最終年で見ているので少し変則的な見方やけどここ10年が高止まりだったことを考えればだいたい150万平均ぐらいで推移していると言えるでしょう。

ITバブル崩壊後の2001年から住宅着工件数がまた増加を始めるが、以下は2000年から2008年までの数字。
2000年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 
 157  160 170 185 196 207 180 136  91(単位万)

2001年から2006年までは家作りすぎ。

1900年に46.5%から2000年には66.2%まで上昇した持家比率をさらにあげようという政策はわからなくもないが、賃貸の人が家買っても家が余分にいるわけやないわな。

上で書いたように毎年150万しか家を作らなくていいという前提であれば、2007年の136万からすでに調整に入っていて、2000年から去年の2008年まで見れば計算上まだ132万の家が余っていることになる。2008年は91万とかなり減っているがこのペースを維持すれば2011年の3月から住宅市場は元に戻る。まあ景気悪いがキリギリスやった分(実感した人は少ないと思うけど)しばらくアリに戻りましょうということやね。

ただそうはいいながら先月段階のペースなら今年は46万程度で去年よりさらに悪い。もちろん短期的にはバッドニュースだが、このペースであれば半年ほど前倒しで調整が済む。好景でなくても、少なくとも悪くなくなる分、回復感はあるでしょう。

因みに直近のペースの住宅着工件数ですすめば調整が終わるのがアメリカの中間選挙のちょっと前。v(^0^)v

まあ、中間選挙までに完全に調整しておく必要はないやろうけど、今のうち落ちるところまで落ちれば上昇基調になるのでオバマ大統領再選のためにはかなりいいでしょうね。
 
nocchi.jpg

なんでノッチやねん!

参考データ。
http://www.census.gov/const/www/newresconstindex_excel.html
http://www.census.gov/hhes/www/housing/census/historic/owner.html

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:28 | | コメント (6) | トラックバック (0)

2009年05月21日

グーグルCEOの祝辞

ITの業界では世界的にトップクラスのカーネギーメロン大学でエリックシュミットが祝辞をあげた。
備忘録代わりに一部を抜粋。

・計画するのに時間を使うな。計画することについての諸々、全部捨ててしまえ。
・私から見ればすべて機会をどう見るかとどうやって自分で幸運を創り出すかだ。
・これまで最も成功した人を見れば、良く働き、自分にまだ起きるとも分からない機会を活かしている。

・イノベーションを計画することはできない。
・発明を計画することはできない。
・できることと言えば準備ができた状態でいい場所にいけるよう最大の努力をすることぐらいだ。

その他にスピーチの最後のほうで人とのつながりの重要性を説き、パソコンから離れて人と会いなさいというところは思わず笑ってしまったが。

Notes;
Don’t bother to have a plan at all. All that stuff about plan, throw that out
It seems to me that it's all about opportunity and make your own luck.
You study the most successful people, and they work hard and they take advantage of opportunities that come that they don't know are going to happen to them.
You can not plan innovation.
You can not plan invention.
All you can do is try very hard to be in the right place and be ready.

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:56 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年05月19日

マキャベリの名言

君主論で知られるニッコロ・マキャベリの言葉。

「必要に迫られた際に大胆で果敢であることは、思慮に富むことと同じと言ってよい」

Machiavelli.jpg

今の時代にすごくあった言葉のように思う。不況時には規模の大小を問わずもっともやってはいけないことは一律的な予算カットだろう。

こんな時代こそ大胆で果敢に「やめること」と予算を増やしてでも「やること」のメリハリは大事だが、普段から思慮深く考えているからこそできる芸当だろう。

いろいろ見聞きしていると規模に関係なく優良企業と言われるところとそうでないところは予算の切り口が違うようだが、ダメージが大きいだけに景気が回復する局面では大きな差がつく。

投稿者: 三ツ松新 日時: 12:59 | | コメント (0) | トラックバック (0)