三ツ松新'sブログ
イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ
2010年04月30日
「20歳のときに知っておきたかったこと」祝アマゾン総合1位
翻訳企画・解説を書いた本がおかげさまでアマゾン第1位になりました!村上春樹さんの上をいけるとは思わなかったですが、なんだかうれしいですね。ご購入いただいたみなさまありがとうございます!!
まだ読んでない人は20歳でなくて参考になることはたくさんあると思います。
アマゾンのリンク
↓
20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義
以下証拠写真w
投稿者: 三ツ松新 日時: 11:54 | パーマリンク | コメント (3) | トラックバック (0)
2010年04月22日
ガラパゴスって言い出したアホは誰じゃ、出てこい!!
ってほんまにでてこられても困るが(笑)。
まあそれはさおてきロイターにおもしろい記事があった。
アメリカでの若者の携帯電話文化に関する記事だが概ねの内容は
・12歳から17歳の3/4が携帯電話を持っている。
・その中では一日あたり女の子で80、男の子で30ほどのメールの送受信がある。
・3分の1のティーンは1日100以上のメールを送る!
・87%のティーンは携帯電話といっしょにまたは近くで寝ている。
・メール独特の文化で誤解を防ぐために句読記号が特に女の子の間でよく使われる。
・そのために絵文字が普及しつつある
ほんでここ近年、iphoneの日本での成功を見れば、ガラパゴスやのうて単にはよ進化してただけやんけ。
話は少し違うがそう言えば、P&Gにいたころ日本法人の社員で日本の特殊性を声高に言っていた人って大抵長持ちせずやめるか、やめさせらる運命にあったな。その地域独特の需要はアメリカでも日本でもニューカレドニアでもどこでもある。だけどいろんな国に製品を展開をして、思っている以上に人間って同じと言うのは痛感させられた。
参考記事;
http://www.reuters.com/article/idUSTRE63J0K220100420
追伸;
ウィキペディアによれば野村総研ですなあ。
3.一方、諸外国では、日本国内とは異なる品質や機能要求さらには全く別のニーズが存在する
が曲者。これも時間軸を入れてないのでその段階での顕在ニーズと言う意味では正しいのだろがそこがまた曲者。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%83%91%E3%82%B4%E3%82%B9%E5%8C%96
投稿者: 三ツ松新 日時: 18:12 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)
2010年04月01日
本田宗一郎はマーケター
エイプリルフールじゃありません。イメージ的には技術者魂の塊のような本田さん。昔の本田の研究者は市場性や顧客を見ない傾向から技研貴族と揶揄する人がいたぐらい。ただ創業者がそういう傾向の人かと言えばそうでもないね。
以下は彼が生前講演で話していた内容。
「牛や馬が財布を出して買ってくれたってことは聞いたことがございません。やはり人間様が買って頂くものを我々が考えるということになると人間の心理というものをまず研究員は一人一人が知る必要があるということなんです。人間に役た立たない技術だったら無い方がいいんですいらないんです、我々は。役立つためのいかに貢献出来るかという技術これを我々は欲しいのです。」
これはまさしく顧客志向ですね。技術者がマーケティング能力身につけると鬼に金棒。MOT(技術経営)の講師もやらせていただいてますが、これは意外と難しいんですよね。
技術屋は技術に興味があり自分の考え方や作ったものに優秀な人ほど固執する。こだわりと言う人もいるがお客さんから見れば多くの場合はどうでもいい話。顧客志向であるマーケティングの基本は無私の世界であり、下手なこだわりは許されない。その相反する矛盾の中で固執と無私に接点を見いだせる人が成功する。
araipiyoええとこ行ってるでがんばれ!
投稿者: 三ツ松新 日時: 21:19 | パーマリンク | コメント (0) | トラックバック (0)