三ツ松新'sブログ

イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ

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2006年04月28日

イノベーティブ企業ランキング;(米ビジネスウィーク誌調査)

今年もビジネスウィーク誌から世界イノベーティブ企業ランキングが発表された。

intro.jpg

世界中のトップエクゼクティブ1000人以上の調査により毎年決められているが、トップ25に日本企業も3社入っています。アメリカ企業の次に多いのですが、うれしい反面もっと入るでしょうと言う思いも強い。アメリカの雑誌社がやっているのでアメリカ企業が多いのも当然でしょうが。
日経さん、グローバルイノベーション企業ランキングやってくれませんか?もちろん半分ぐらい日本企業が占めるように(^v^)。

それはさておき、1990年代までイノベーションと言えば主にプロダクト関連のテクノロジーとそのコスト管理について語られることが多かったが、最近の定義はもっと広義になってきている。

もちろんテクノロジーイノベーションも依然存在するが、それ以外にもビジネスモデルイノベーション、プロセスイノベーション、プロダクトイノベーションなど全体を含めてイノベーションと呼ぶようになってきた。
私が以前勤めていたP&Gもランキングに入っていますが、テクノロジーという言葉自体もかなり広義で使われることが多かったように思います。

以下がトップ25の面々です。
主観的な意見ですが日本の電機メーカーがもう少し入ってもいいような気がします。あとTargetは結構意外。

Apple
Google
3M
トヨタ
Microsoft
GE
P&G
Nokia
Starbucks
IBM
Virgin
Samsung
ソニー
Dell
IDEO
BMW
Intel
ebay
IKEA
Wal-Mart
Target
ホンダ
Amazon
RIM
Southwest

追々、興味のある企業は別途取り上げたいと思います。
もしここを取り上げて欲しいという人があればご連絡ください。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 17:55 | | コメント (4) | トラックバック (0)

2006年04月27日

有機的成長曲線解答+新勢力の出現

先日のエントリーいきなり新井氏にあてられてしまいました。オンライン百科事典のWikipediaです。

もう少しひっぱるつもりでしたが、だめだったので懲りずにもう一問(^o^)。
今度は競合2社の比較です。同じくアメリカにおけるAlexaでのリーチ変遷で、どちらも日本にもサイトをもっています。
graph.JPG

さて各々どこの会社でしょうか?今度はどちらも営利団体です。
当てた人は私から素敵なプレz・・・・・・・


ないっちゅうねん(笑)。

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:54 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年04月26日

イギリスのカーシェアリングイノベーション

イギリスで新しいスタイルのレンタカーが登場。
sc_logo3.gif

イギリスのあらゆる所にある駐車スペースに車があり、最短30分から電話かインターネットで予約できる。ピックアップは会員専用のカードを使ってそのまま駐車してあるところから乗っていける。支払いは月に1回使用金額に応じて請求される。車の使用頻度の少ない人には相当コスト的なメリットはあるだろう。

車を持つのは今ではあまり贅沢という印象はすでにないのかもしれない。
ただ1ヵ月約720時間のうちにいったい何時間使ってるだろうか?私のような週末ドライバーだとおそらく稼働時間は5%もないので結構難しい。
独立当時は仕事で使う車を用意したけど、タクシーを使うことのほうが安くなおかつ時間も少なくて済むことに気づき3ヶ月で手放ししてしまいました。こんなサービスがあればさらにお気軽に使えそうです。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 12:30 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年04月25日

有機的成長曲線

パーミッションマーケティングの著者セス・ゴーディンのサイトで紹介されているアメリカの某サイトのAlexaトラフィックグラフです。見事としか言いようのない、教科書どおりの成長曲線を描いています。
大げさな宣伝をすることもなく、人づてをたよりに確実にファンを増やしてきているサイトです。
organicgrowth1.png

さてこのアメリカの某サイトとはどこでしょうか?因みに日本語版もあります。
また後日発表します。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 14:03 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年04月24日

携帯電話プロジェクター

韓国で携帯電話にでもつけれるプロジェクターが開発された。
kt2200604131741030pr.jpg
従来三原色のLCDパネルが3つ必要なところを、目に見えない速さで各々の色を切り替えることにより1つのLCDですみ、軽量化に成功したそうだ。

もともとテクノロジーのエントリで短くなるはずだったけど、書いているうちにいろいろと考え込んでしまったのでイノベーションの観点から見てみようと思う。

市場細分化の法則に従えばこれが(内臓プロジェクターが)携帯電話の主流を占めるのはおそらく難しい。
ただし何事にも例外は考えられる。携帯電話にカメラがついた時に同じような議論があったが、否定論者の意見と反してほとんどの携帯についてしまった。それでも単独のデジタルカメラ市場がなくなっていないところを見れば、違うニーズを満たしていることは誰にでもわかると思う。

ここがイノベーションの難しいところだけどテクノロジーの観点から「カメラ=きれいな写真をとる装置」と定義しているうちは延長線上にあるような発想しかでない。でも例えば、「画像つき手紙」、「思い出メモ帳」のようにとらえればまた市場が違って見えてくる。

成熟市場でのニーズは機能的な側面から感情的なベネフィットへ移行していくことが多いが、多くの企業(人間)はかつての成功法則にとらわれてしまいなかなか方向変換はできない。ほとんどのカメラメーカーがデジタルカメラ市場への参入がおくれたのはそのためだ。ようは「あんな画質の悪い物は写真じゃないシンドローム」ですね。これ実は正解とも言えますけどね。確かに「かつての写真」ではない。
じゃあどう発想変換すればいいんだという話を書き出すと1週間ぐらいかかりそうなんでここではやめときます。

それはさておき、NTTの開発責任者の榎木氏に以前お聞きしたが、imodeを開発したときは携帯電話=コンビニという発想で始めたらしい。まさしくこれですね。NTTにできてあなたにできないわけがない(失礼)。

誤解のないようにもう少し言うと、NTTはもちろん立派な会社で、規模も大きく歴史もある。ただその反面かつては公社であったこともあり、内部では慣性力が良くも悪くも相当強いことでしょう。そんな中でイノベーションを起こすのは至難の業で、起こした人は手放しで立派だと思うが、NTTにできたんだからあきらめないでくださいと言う意味ですよ。
あれ?あんまりフォローになってないな(笑)。

このプロジェクターの製造元ももちろんわかっていて2010年までに市場の5%ぐらいを占めるだろうと予測している。5%という数字は少し大きいような気もするがニッチ参入の目標としては悪くないだろう。電源や重量等クリアすべき問題点いろいろあると思うけど、それは時間が解決してくれそうだし、確かに個人的には仕事上あると非常に便利だと思う。

ただ5%とは言わず本当に80%ぐらいはできないのでしょうか?
現状のプロジェクターは正式なビジネスプレゼンテーションもしくはホームシアターのようなとことで使われていることが多い。これはかつて何百万円もしたプロジェクターの延長線上にあって「プロジェクター=きれいに画像を投影する装置」の枠組みをなかなか破れない。
でも「思い出シェアリング」、「ぺちゃくり補助装置」のようなポジショニングにすれば市場創造はまだまだできそうだ。

あとここまで言っておきながらなんですが、本当に携帯電話につけないとだめ?(笑)
近い未来にこのプロジェクターはマッチ箱程度の大きさにできるらしい。それなら単純に外付けで電源はPC、携帯、シガーライター、AC電源、電池から取れるようにして売ればまた違う市場が考えられる。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:23 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年04月21日

市場細分化とロングテール

市場が成熟してくると製品やサービスの種類が増えていくのはよく知られている話だけど、ここまで来るとすごいな。いやあ、ネットが浅く、広く対応できるからこそこのようなロングテール商品がでてくるのでしょうな。

動物の赤ちゃんのおしり本
タイトル通り、動物の赤ちゃんのおしりの写真ばかりを集めてるようです。他のサイトで見つけたのですがアマゾンでも(当然ながら?)発見。
bbutts.jpg
The Book of Baby Animal Butts

弁護士専用の時計
アメリカの弁護士は6分刻みで報酬の請求をするそうですが、それに合わせて動く時計まで売られています。
executive_large.jpg

このような超ニッチを狙う人をアントレプレナーならぬ、ミニプレナーと呼ぶそうですが、そのうち、3分刻みで動くウルトラマンのための時計とかでてきませんかね(笑)。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:04 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年04月20日

JMIマーケティング戦略コース

今年も5月から始まります日本能率協会主催のJMIマーケティング戦略コースのファシリテーター及び講師をします。
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主に大企業向けの幹部候補生研修で、神戸の田村先生、慶応の池尾先生、マッキンゼーの山梨氏を始め日本のトップクラスの学者とコンサルタントが講師をします。毎回実務家として著名な経営者との対話もあり理論と実践のバランスがとれているすばらしいコースだと思います。

私も僭越ながら、年間通してのファシリテーションと「イノベーションと企業進化」と「ハーマンモデル」に関しては講師をしています。ご興味のあるかたは是非ご参加を。

投稿者: 三ツ松新 日時: 10:19 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年04月19日

SEXの重要性

タイトルに引かれ思わずクリックしてしまったあなた、私と同類です(^^;)
ただタイトルは由緒ある経済紙エコノミスト(英国)の直訳です。
この場合セックスはご存知のように性別(ジェンダー)のことですね。記事のサブタイトルでは、「中国も、インドも、インターネットも忘れてしまえ、経済成長は女性が引っ張る」とまで書いています。

トムピーターズも最新の本ではビジネスにおける女性の重要性について触れていますが、私も同感です。
因みに私も未だにカミさんに遊んで欲しいため、ありとあらゆる手段で気を引こうとしていますがあまり効果がありません(少し違いますね・・・・・・)

下の表はアメリカでの数字ですが、すでに労働者の性別比率は50/50に近づきつつあります。意外ですか?それともそんなもんだろうという感じでしょうか?

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どちらにしてもドラッカーのいう来るべき知識社会では男尊女卑は通用しません。
・学校では女性のほうが成績がいい(本文より)。
・女性マネージャー比率の高い会社と時価総額は相関関係がある(コーンフェリージャパン代表の講演にて)。
・一般消費財の購買決定権には女性の影響が極めて高い。
・右脳と左脳をつなぐ脳梁は女性のほうが20%も太い。
 これは左右の脳の行き来が多いことに貢献しますが、より多くの物事を考慮して意思決定することが可能になります。一見女性が優柔不断に見えるかも知れないのはそのためで思考力が劣っているのではありませんよ、おとーさん(笑)。

日本ではおそらくまだまだこれから機会がたくさんあるところだと思います。一番の障壁は我々男(私も含め)の意識のようにも思いますがいかがでしょうか?

追記、
とおもいきや、日本でもこんなサービスが人気。
asahi.com の記事ですが執事喫茶登場。
なんと人不足でシニアまで募集中(笑)。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:26 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年04月18日

スタンフォード大学から、マネージメント三つの神話

スタンフォード大学教授のフェファー、サットンの新しい本を元にしたペーパーThree Myths of Managementがハーバードビジネススクールのサイトに掲載されています。

その中でマネージメントに関する三つの神話について書かれていますが、それは以下の通り、
1.Casual benchmarking.
2.Doing what (seems to have) worked in the past.
3.Following deeply held yet unexamined ideologies.
myth.jpg

簡単にまとめると、
1.安易なベンチマーキング、
もちろんベンチマーキング自体が悪いわけではないが、目に見える部分だけを真似してしまうことに問題がある。

例えばUAがサウスウエスト航空に対応したサービスをつくり、制服をカジュアルにしたそうです。人間は同じですが・・・・・

あとアメリカの自動車会社はトヨタの工場のフロアパターンを真似しましたが、いまだに生産性は追いつけません。

2.過去にうまく行った(と思われる)ことをする、

単なる過去の踏襲を避けるために、自問自答すべき三つの質問。
・過去にやったこととその後でてきた物に本当に因果関係はありましたか?
・過去の方法がもう一度うまく行くほど環境要因は似ていますか?
・過去の成功がなぜ今回もうまく行くと思いますか?

成功の復讐という言葉と通じるものがありますが、失敗も成功も未来においては同じぐらい先入観を与えて同じぐらい怖いものですね。

3.十分に検証されていないイデオロギーを盲目的に信じてしまうこと。
一言で言えばはやりにおどらされないということでしょうか。本文の中ではストックオプションについて手厳しく書いています。
これまでの研究ではストックオプションを含めたインセンティブが組織の能力を高めた例はほとんどない。それどころかストックオプションは短期的な利益追従する考え方が生まれ、悪くすれば不正にすらつながる。

キャッシュフロー経営、時価総額経営、サステイナブル経営、TQM,CRM,SCR等々。どれも重要だけど、流行っているからってやるものではないですね。

最後に本文のことばから

「真似すべきことは行動ではなく考え方だ」

なかなか耳の痛いことばです。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:52 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年04月17日

オーストラリアの靴ひもポータル?

オーストラリアに住むイアンはおおまじめに靴ひもを科学しています。
彼のウエブサイトの中で靴ひもの結び方をなんと16種類も紹介してます。
テクノロジーの進化により市場細分化がさらに進むことがありますが、ここ数年もネットの進化により超ニッチ市場がたくさん出現していますね。
IanKnot0A.gif

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 20:32 | | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年04月16日

今日の敵は明日の友!

少年ジャンプのようなタイトルです。
経営学関連の読み物のつもりが、第二段でいきなり絵本の紹介になってしまいました(笑)。
ただ一応関連してますよ。

dragon.jpg
The Knight and the Dragon (Paperstar Book)

人気ブロガー(アメリカテクノラティー百傑)でアップルのアーリーステージメンバーでもあるGuy Kawasaki が紹介していた絵本で思わず買ってしまいました。

彼のエントリーの中でどうやって競合をおいやるかという8つの法則について書いてある物があります。7番目には味方にしてしまうというのがあり、その中でこの絵本が紹介されてます。

この絵本は戦った経験のない騎士と竜のお話です。まずお互い戦う方法を一生懸命本で勉強します(笑)。竜は火をはく方法を覚え、騎士はやりで物を刺す方法を覚えます。
しかし戦っても決着がつかず、体力を消耗するだけなので、最後はいっしょにバーベキュー屋さんを始めてしまいます。

もちろんお互いの強みを活かしますよ。竜は自分の出した火でお肉を焼き、騎士のそれを串刺しにします。

翻訳が見つけられなかったのですが、英語が非常に少ないためなんなく読めます。
大切なことを忘れそうになった時に読み返すといい一冊ですね。

投稿者: 三ツ松新 日時: 22:13 | | コメント (2) | トラックバック (0)

2006年04月15日

Film Loop Player(フィルムループプレーヤー)

Strong right brainers suck at directions and easily get lost. Therefore if your bad at directions cheer up. You might be good as a designer, or who knows, maybe an entrepreneur.

Yesterday I went to the Osaka chamber of commerce to talk about a seminar I'm going to do on innovation.
Still can't get directions right so thought about using this cool tool that Guy wrote about in his blog.
This will be a good reminder of how to get there the next time. Thanks Guy! You've saved my time.


アップルの創業メンバーで今はベンチャーキャピタリストのガイ・カワサキがブログで紹介してたツールです。
私はひどい方向音痴なので谷町4丁目駅から大阪商工会議所までの行きかたでフィルムループを作ってみました。他にもいろんな使い方がありそうですね。
つくるためのソフトウエアは彼のブログのループをクリックすれば無料でダウンロードできますよ。是非お試しあれ。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 01:27 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年04月14日

アメリカのウエブ2.0賞

SEOMOZというアメリカにあるSEOのコンサルティング会社が主催するウエブ2.0アワード。それなりにブロガーの間で話題になっているようで新興のコンサルティング会社としてはあっぱれ。おもわずマーケティングのカテゴリーに入れようかと思ったぐらい。うちもイノヴェティカ賞でもつくってジョブスとかブランソンあたりに勝手に送るか(笑)。

web20_awards.jpg

それはさておき38カテゴリーの中に上位3位まで賞がもらえるようですが、今後いくつかはこのブログの中でも取り上げていきますね。

  

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:09 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年04月13日

アマゾンCTOブログを語る、なかなか言うね。

アマゾンのCTOヴォーゲルズが自分のブログでアマゾンにおけるブログの採用についての意見を書いている。
amazon.gif

ことの発端はNaked conversation(未翻訳)の著者の2人がシアトルを訪問したときの話。因みにこの著者のひとりScoble はマイクロソフトのテクニカルエヴァンギリストで人気ブロガー。社内でどういうレベルかは私も知らないので聞かないで、知ってる人はまた教えてください(笑)。

彼らがヴォーゲルズにブログをやることを売り込みに行った時の話。どうも営業がまずかったのか、軽く気持ちを逆なでした様子、英語的にいうと"it touched his nerves"でしょうか。
ただ彼の言い分は、オールドエコノミーの持つ分析的視点とニューエコにミーの持つ創造的視点のバランスが見事にとれてると思います。

概略をまとめると

・小僧ども(ちょっと脚色、でもちょっと北方謙三的論調・・・)
・アマゾンワールドへようこそ、
・我々はいつも高い目標設定をかがけている、
・アマゾンにアイデアを売り込むならそれなりの覚悟をしてこい、
・これまでアマゾンは長いこと顧客の声を参考にオペレーションを続けてきた、
・ちょっとブログがはやっているからって、
・アマゾンがまだやっていないからって、
・我々のビジネスが堕落するというなら、
・立場の強い論拠を示せ、
・これはアマゾンの中の人でも、
・アマゾンの外の人でも同じことだ。

その後訪問者の1人はアマゾンはブログのことを何もわかっちゃいないと書いているが、そうじゃないでしょう。

もちろんヴォーゲルズはブログをやるとも、やらないとも言っていない。
もし(ブログを)始めるとすれば、それはあくまで顧客がそれを望んだからだと言っている。

いやー渋い、結構ハードボイルドですな(笑)。

蛇足ですがこの議論を見ればベンチャーの社長でも失速する(あるいは最初からうまく行かない人)とあとまで成長させて続く人の違いがわかると思います。もちろんいい、悪いの問題ではありませんよ、ひとそれぞれいいところを活かせばいいわけですから。

  

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:06 | | コメント (0) | トラックバック (0)

地球服と人工鰓(えら)??

アメリカ人芸術家のディオンはおおまじめにこんなプロジェクトに取り組んでます。
この宇宙服ならぬ地球服は植物と太陽電池を背負い、温度調整や生物的フィルターを併用して、どんな劣悪な環境でもやっていけるそうな。

EarthMan%20(1).jpg

そういえばかなり以前に人工えらがつくれないかどこかの会社(日本酸素だっけ?)でも研究してたなー。水中の酸素を取り出すには限度があるのでボンベなしは無理だったけど空気を循環させることによりかなり小型のボンベで簡易にスキューバができる装置作ってた、

今でも早稲田の酒井清孝教授がやってるようです。大真面目で人工鰓をつくろうなんてパンクっぽくていいじゃないですか(笑)。宇宙もいいけど水中生活も悪くないかもね。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 08:58 | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年04月12日

最新の広告テクノロジー

かつて中島らも氏が広告屋は何を見ても広告を出せないかと考えると書いていた。
らもさーん!!ほんまにそうですな(笑)。

404491.jpg
オランダでのお話だそうです。

因みにタイトルはセスゴーディンのブログ参考にしました。

  

投稿者: 三ツ松新 日時: 18:33 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ビジョナリーカンパニー著者の人生を30秒で変えた黄金の法則

名著「ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則」と「ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則」の著者で知られるスタンフォード大学教授ジムコリンズが偉大なる市民運動家リーダーのジョンガードナー氏に言われた言葉。彼自身が自分の人生を30秒で変えた黄金法則と言っています。

"It occurs to me, Jim, that you spend too much time trying to be interesting," he said. "Why don't you invest more time being interested?"

「ジム、君はいつも(他人に)興味を持ってもらおうと時間を使ってるようだけど、もっと(他人に)興味を持つことに時間を使ってみたら?」

この言葉深いなー。私もコンサルティング以外に時間の3割ほどは大学での講義や企業研修等で教えることをしているが、興味をもってもらおう、おもしろくしようと心がけるようにしています。
ただ実は相手に興味をもつ姿勢を持つことが一番近道だったりするなあ、確かに。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:09 | | コメント (3) | トラックバック (0)

2006年04月11日

XCREAM;ダウンロードショッピングモール

アメリカではすでにオンラインで自分で映画が作れてしまうサービスまで開始。
Jumpcut

日本も負けてません。イノヴェティカのクライアントであるクリームが2月に開始したサービスで、先日デザインをリニューアル。
因みに若くて、パンクっぽい社長もブログ書いてます。とくにこの書き込みはなかなかパンクっぽくて秀逸。

logo.gif

ショップ出店形式で簡単に映像と音楽をダウンロードで売ることができてしまう、それもサーバホスティングより安いと思われるような月額費用で。もちろんDRM装備で不正防止コピーにも対応しています。

これもひとえに国家認定(^v^)の天才プログラマー新井君がRubyと言うプログラミング言語を駆使してなんとかできました。Rubyのことは正直よく分かりませんがとにかく使いやすい言語だそうで、なんと開発者は日本人。

すでにサービス開始前に日経、開始後には日経産業新聞に掲載されています。
まだまだ黎明期の市場ですが今後非常に楽しみです。

  

投稿者: 三ツ松新 日時: 18:58 | | コメント (2) | トラックバック (0)

ニューヨークの禅ハウスクリーニング?

子供の頃ニューヨークのクィーンズに住んでたけどそのとなりのブルックリンに禅がテーマのおそうじ屋さんができた。もっとも私がいたのはもう30年近く前の話になんでそのあたりがどうなってるかは検討もつかないけど・・・。
zenhome_logo.gif

それはさておきこのzencleaningは洗浄剤はもちろん天然、そうじの時にラベンダーやジャスミンなどのエッセンスオイルを焚いたり、ベッドの上にチョコレートをおいたりなどいたれりつくせり。

イノベーションというとハイテクが連想されがちですがローテクの領域でも同じぐらい、いやそれ以上にイノベーションが必要だったりしますね。

  

投稿者: 三ツ松新 日時: 09:39 | | コメント (0) | トラックバック (0)

市場創造型ビジネスモデル劇場

一昨年あたりから東京での仕事の比重がどんどん増えて関西との温度差を強く感じる今日この頃です。

そんなこともあって今度大阪商工会議所で中小企業の経営陣を対象にセミナーを始めます。
アイキットとの共同企画ですが1年かけてじっくり市場創造型のビジネスモデルを造り上げてイノベーションを起こしていくお手伝いをしたいと考えてます。
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大脳生理学を応用した創造思考開発とチームビルディングがおもしろかったのか3月27日に産経新聞で取り上げられました。大商でお世話になっている担当者いわく、セミナーが記事として新聞にでることは非常にめずらしいそうです。

実質的にはセミナーというよりはグループコンサルティングに近い物で,少人数制で早いもの勝ちです。興味のある人は4月13日に事前説明会があるので是非。

 

投稿者: 三ツ松新 日時: 02:55 | | コメント (0) | トラックバック (1)

2006年04月10日

アメリカ車のヴァイラルマーケティング

お客さんに広告を作ってもらうGMの新しい試み。投稿して選ばれると賞がもらえる。

当然ながら環境に悪いというネガティブキャンペーン広告もでてくる。
peakoil.jpg

マーケティング手法としては賛否両論ですが、アメリカのありとあらゆるブログで取り上げられているので、ヴァイラルマーケティングの事例としてはおもしろい。今後も進化していくでしょうね。


投稿者: 三ツ松新 日時: 12:16 | | コメント (0) | トラックバック (0)

トム・ピーターズと教育

ドラッカーなき後はやはりこの人かな。
それはさておきトムピーターズのブログから。

地元の学校で算数の成績が格段に伸びたらしい。
そこの校長が地元の新聞に「これはひとえに先生と事務局の努力の賜物」と話をしていたそうだ。

生徒たちは????

トム自身もこれは重箱のすみをつついてるのか?(嫁にはそのようにいわれているようだけど)。と自問しているけど。ぼくもこういうの思わず気になりますね。


投稿者: 三ツ松新 日時: 11:59 | | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログ事始め

いやあ、とうとう筆不精のぼくがなんの因果かブログを始めることになってしまった。
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口語で書くつもりなんで気分的にはしゃべってるけど。
仕事柄海外のブログ、メルマガを昔から読んでで役に立つことが多いので紹介していこうと思う。
テーマはサブタイトルにもあるようにイノベーションとマーケティングに関連するネタを扱います。
情報元になってるウエブサイトやブログを紹介していきます。

テクノラティプロフィール

投稿者: 三ツ松新 日時: 11:13 | | コメント (0) | トラックバック (0)