三ツ松新'sブログ
イノベーションコンサルタントのデジタルクリップ
« 年を言い訳にしてはいけない |メイン| 弁護士までも海外にアウトソーシング »
カニも嘘をつく
このカニはシオマネキの仲間で、片方のツメがすごく大きい。そしてツメが大きいほど喧嘩に強く、実際引っ張る力と大きさには相関関係があるらしい。このツメはケンカに負けたりしてとれてしまうことがあるが生え換わる時には基本的に同じ大きさのものがでてくる。
ところが時々ハッタリをこくやつがおって、もともとのツメより大きいのを生やす。ただこのハッタリのツメはすかすかで弱い張りぼて。ケンカの時にでかいツメを見て相手がびびって逃げたときはいいが、かかってきたら、逆に負けてしまう。
たかがカニのことやけど、これはウソ、ハッタリが必ずしも人間の進化した脳だけのものじゃないことがわかる。ウソやハッタリは人間らしく話せばわかるというものでもない。動物行動学は人間や組織行動の理解をする上に役立つことも結構ある。
参考;
http://www.sciencentral.com/video/2008/12/01/dishonest-fiddler-crabs-score-more-babes-thanks-to-bogus-claws/
投稿者: 三ツ松新 | 日時: 2008年12月07日 17:21
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.innovetica.com/blog/mt-tb.cgi/338